夏の空には白い雲が映えますよね。
雲ってよーく観察すると面白い対象で、興味深いものです。
雲の形や動きを勉強することは、中学の理科でも役立ちます。
この記事では雲の観察のまとめ方を紹介しているので、参考にしてください。
以下は僕の自己紹介です。
目次
雲の観察のまとめ方
ねらい
雲の形の変化から気象の変化を知り、雲の動きを観察して上空の大気の流れを知ること。
スクロールできます
分野 | 地学 |
難易度 | ★ |
必要な時間 | 4時間~5時間 |
準備物
雲の観察のまとめ方の準備物は、次の通りです。
用具
- スマートフォン(デジタルカメラ)
- 三脚
- 記録用紙
- ホッチキス
- トレース用グラフ用紙
- 定規
- 筆記用具
▼中学生におすすめの三脚はこちら
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▼雲の観察にはこちらのグラフ用紙がおすすめ
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資料
- 気象衛星の雲の写真
※連続2日分を8枚〜10枚
手順
撮影による雲の形の変化調べ
撮影による雲の形の変化調べの手順は、次の4つのSTEPです。
STEP
積雲の発生から消滅までの写真を撮影する
適当な雲塊を見つけて視野を定め、発生から消滅までを観察・撮影する
STEP
1分ごとに連続撮影する
STEP
写真を、時間の早い方を下にして順に重ねてホッチキスでとめる
STEP
雲の形をトレース用のグラフ用紙に写し取る
雲の動き調べ
雲の動き調べの手順は、次の3つのSTEPです。
STEP
積乱雲の雲形の変化を時刻を追ってスケッチする
STEP
積乱雲の中の大気の流れを推定して矢印で表わす
STEP
気象衛星の雲写真をもとに、低気圧や季節風による雲の動きを調べる
①気象衛星からの雲写真を連続2日分用意する
※8枚~10枚
②雲写真をコピーし、日時の早い方を下にして順に重ねてホッチキスでとめる
③記録用紙に矢印で雲の動きを書き込む
アドバイス
- 写真撮影が上手く行くポイントは以下の通り
①地上の目印になるものを写し込む
②三脚を使って撮影する
③写真だけでなく「撮影時間」「天気」「風向」もデータとして残す
- 雲の動きを調べる際には「大気の縦の流れ(上昇気流)」を推定するようにしましょう。
考察ポイント
- 雲の形はどのように変化するのかを観察しましょう。
→雲の形は時間の経過とともに変化する
- 雲は、どの方向に動いているのかを観察しましょう。
→雲は西→東に動いてる
- 雲は、どのように成長しているのかを観察しましょう。
→雲は時間の経過とともに成長し、その後消滅する
- 雲の動きだけでなく、『大気の動き』に注目することが高評価のポイントになります。
→風が低気圧の中心に吹き込むようすを捉えるなど
自由研究で困ったら…
自由研究が終わったらレポートにまとめていきます。
まとめ方は自由研究のまとめ方の記事を読めばバッチリです。
自由研究で悩んだら、僕に直接質問することも可能です。
困ったことがあれば、公式LINEから連絡してくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が自由研究の役立つことを祈っています。
最高の自由研究を通して、充実した夏休みにしてください!