中学2年生の地学では気象を勉強します。
気象の中で、雲の種類や雲のでき方を学ぶことになります。
中学生にとっては「雲をつくる」というテーマは自由研究の定番の1つとなっています。
通常は、ペットボトルを使った方法が用いられますが、この記事では『インパクトのある方法で雲をつくる自由研究』を提案します。
以下は僕の自己紹介です。
目次
雲のつくり方
ねらい
雲がどのようにできるかを、気圧・気温・湿度の変化と結び付けて理解すること
スクロールできます
分野 | 地学 |
難易度 | ★★ |
必要な時間 | 30分 |
準備物
雲をつくり方の準備物は、次の通りです。
用具
- ポリ袋(厚さは0.1mm、水槽が入る大きさ)
- 布製のガムテープ
- 水槽
- 線香
- 風船
- カメラ
手順
雲のつくり方の手順は、次の5つのSTEPです。
STEP
ポリ袋の底を切り落とす。
STEP
ポリ袋を水槽の上部を包むように巻き付けて、すき間なく粘着テープでとめる。
STEP
水槽に少量のお湯を入れ、水槽の壁全体を濡らすように振る。
STEP
水槽内に線香の煙を入れる。
STEP
ポリ袋を握って引き上げたり、力をゆるめたりして、水槽内の様子をカメラで撮影する。
アレンジ
雲のつくり方のアレンジ方法を2つ紹介します。
気圧の変化の調べ方
気圧計を水槽の中に入れて、ポリ袋を強く握って上に引き上げます。
気圧計の代わりに風船を使っても良いでしょう。
※風船はふくらませた後、1週間くらい放置しておくと柔らかくなって変化が見やすくなります。
リンク
温度の変化の調べ方
サーミスタ温度計を使って、ポリ袋を上に引き上げたときの水槽内の温度を測定すると実験データの信頼性が高まります。
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アドバイス
- 【STEP2】で空気が漏れないようにポリ袋のたるみは折り込みましょう。
- 雲を作る実験はペットボトルを使っても可能ですが、ありきたりな方法ではなく水槽を使った方法でインパクトを出しましょう。
考察ポイント
- 【STEP3】で水ではなくお湯を使う理由を押さえましょう。
- 【STEP4】で線香の煙を入れる理由を押さえましょう。
- 【STEP5】で雲が出来る理由を、「気圧」と「気温」の変化に注目して考察しましょう。
- 雲以外に、身近に今回の自由研究の【STEP5】で起こった現象があるので探してみるとポイントが高いでしょう。
自由研究で困ったら…
自由研究が終わったらレポートにまとめていきます。
まとめ方は自由研究のまとめ方の記事を読めばバッチリです。
自由研究で悩んだら、僕に直接質問することも可能です。
困ったことがあれば、公式LINEから連絡してくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が自由研究の役立つことを祈っています。
最高の自由研究を通して、充実した夏休みにしてください!