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【自由研究】植物採集の方法「中学生向けにポイントやコツをたくさん紹介」

植物採集の方法
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夏休みの自由研究で人気のテーマは昆虫採集からの昆虫標本でしょう。

とはいえ、虫が苦手な中学生が多いのも事実です。

そんな中学生におすすめしたいのが「植物標本」になります。

昆虫採集に比べて取り組みやすいテーマです。

この記事では植物採集の方法を紹介しているので、参考にしてください。

以下は僕の自己紹介です。

目次

植物採集の方法

ねらい

自然保護への配慮をしながら、植物を採取する方法を知ること

スクロールできます
分野生物
難易度★★
必要な時間数日

準備物

植物採集の方法の準備物は、次の通りです。

用具

  • 剪定はさみ
  • 移植ごて
  • ピンセット
  • ルーペ
  • ポリ袋
  • ふせん
  • 野冊
  • 新聞紙
  • びん
  • 輪ゴム
  • スケッチ用具

▼植物採集におすすめの剪定はさみはこちら

▼理科教師おすすめの「移植ごて」はこちら

▼ピンセットのイチオシはこちらのセット

▼ルーペの定番はこちら

▼野冊はコレを選べば間違いない

手順

植物採集の方法の手順は、次の3つのステップです。

STEP
 じっくり植物を観察する
STEP
必要な部分を採集する

①茎や葉のつくりを調べたいとき

②根のつくりを調べたいとき

STEP
植物を持ち帰る

アドバイス

  • ステップ5で加熱するとタンパク質が凝固したもの(白いかたまり)が現れます。タンパク質は不要なので、ろ過して取り除きます。

冷めるとドロドロになってろ過しにくくなるので、速やかにステップ6を行う必要があります。

  • ステップ7でエタノールを加えると、DNAはエタノールに溶けにくいので、ろ液とエタノールの境目に白い繊維状のものが現れます。これがDNA(の束)です。
  • 取り出すDNAの純度を上げるためには、集めた繊維を再び食塩水に溶かし、ステップ5以降をもう一度行ってタンパク質を除去してください。

考察ポイント

  • トリプシンを加える理由を考えましょう。トリプシン=すい液に含まれるタンパク質分解酵素。

 →染色体はDNAとタンパク質が結合したものなので、タンパク質が除く必要があります。

  • 食塩水を加える理由を考えましょう。

 →DNAは食塩水に溶けやすい性質がある。タンパク質は凝固する場合があります。

  • 保温する理由を考えましょう。

 →酵素が最も働きやすい温度は40℃前後(体温と同じくらい)だからです。

  • 染色液の種類とその役割を調べましょう。
  • なぜ精巣が材料として用いられるのかを考えましょう。

 →精巣で精子が作られる際に、細胞質のほとんどが捨てられます。つまり、核の占める割合が他の組織に比べて高く、DNAが得やすいから。

  • DNAについて詳しく調べましょう。

 →構造や特徴を徹底的に調べましょう。特に塩基や遺伝との関係を調べると、評価が高くなります。

 自由研究で困ったら…

自由研究が終わったらレポートにまとめていきます。

まとめ方は自由研究のまとめ方の記事を読めばバッチリです。

自由研究で悩んだら、僕に直接質問することも可能です。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事が自由研究の役立つことを祈っています。

最高の自由研究を通して、充実した夏休みにしてください!

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