メダカは比較的、かんたんに飼育できるので中学生の自由研究には最適です。
メダカを飼育していると、産卵に挑戦したくなるものです。
産卵させるときには押さえておくべきポイントがいくるかあり、それを知っているかで成功率が大きく変わります。
この記事ではメダカに産卵させる方法を紹介しているので、参考にしてください。
以下は僕の自己紹介です。
メダカに産卵させる方法
メダカを産卵させるにはどうすれば良いのかを考えながら飼育し、産卵の様子を観察すること
分野 | 生物 |
難易度 | ★★ |
必要な時間 | 4日~5日 |
準備物
メダカに産卵させる方法の準備物は、次の通りです。
試料
- メダカのオス
- メダカのメス
→オスもメスも5匹以上必要
用具
- 飼育用水そう
- エサ
- 水草
→水草もメダカと同様にホームセンターやアクアショップで手に入る。
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手順
メダカに産卵させる方法の手順は、次の4つのステップです。
【産卵させるコツ】
自然状態の産卵は4月中旬ごろから始まり、7月~8月がピークになります。
産卵には「水温」「日照」「栄養状態」が関係します。
①水温は18℃~25℃が適しています。
②直射日光の当たらない場所に水そうを設置しましょう。
※直射日光が当たると、朝夕と昼との水温差が激しくなり、メダカのストレスになります。
③エサは朝と夕方の2回、食べ残しが無い程度に充分に与えましょう。
→食べ残しは網ですくい取るようにしましょう。
アドバイス
- メダカのオスとメスを見分けるときには「せびれ」と「しりびれ」に注目しましょう。
考察ポイント
- メダカが産卵するときの条件をまとめましょう。
→メダカが産卵しやすい時間帯に注目すると良いでしょう。
- メダカが早朝に産卵する理由を考えましょう。
→他の生物が活動していない時間に産卵することで、危険を避けていると考えらえます。
- 産卵のタイミングの調節をコントロールする方法を考えましょう。
(例1)下図のように、透明な仕切りでメスとオスを分けておき、1日くらい放置してから仕切りを外して一緒にするとすぐに交尾が始まり、20分~30分後には産卵が始まることが多いです。
(例2)水そうを布をかぶせて暗くし、産卵を観察したい時間に布をとるという作業を何日か続けると、その時刻に産卵させることができます。
- メダカの産卵だけでなく、メダカの卵の観察やふ化した後の稚魚の観察まで行うと研究のボリュームで他の中学生を圧倒できるはずです。
自由研究で困ったら…
自由研究が終わったらレポートにまとめていきます。
まとめ方は自由研究のまとめ方の記事を読めばバッチリです。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が自由研究の役に立つことを祈っています。
最高の自由研究を通して、充実した夏休みにしてください!