静電気は冬に発生するイメージが強いと思います。
静電気が嫌いな人は多いですよね笑
嫌いな割に、なぜ夏には発生しにくい(冬に発生しやすい)のか?説明できる中学生は少ないはずです。
静電気を調べる方法はいくつかありますが、今回ははく検電器をつくる方法から説明していきます。
この記事では静電気の実験を紹介しているので、参考にしてください。
以下は僕の自己紹介です。
静電気の実験
ネオン管やはく検電器を使って、静電気の性質を調べること
分野 | 物理 |
難易度 | ★★ |
必要な時間 | 30分 |
準備物
静電気の実験の準備物は、次の通りです。
材料
- 帯電体
- 銅板
- 銅線
- アルミニウムはく
- アクリル板
- アクリル棒
- ガラスのコップ
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器具
- はく検電器
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手順
静電気の実験の手順は、次の2つのステップです。
はく検電器とは
物体を使づけた時に物体が帯電していると「はく」は開きます。
その後、物体を遠ざけると再び「はく」は閉じます。
物体と検電器の間で電荷の移動が行われると、物体を遠ざけても「はく」は開いたままとなります。
はく検電器を自作する方法
ハンダづけをする前に銅板を紙やすりで磨いておくのがポイントです。
【開放型はく検電器】
開放型はく検電器は放電しやすいので、長時間はくを開いておくことができません。
【密閉型はく検電器】
密閉型はく検電器は容器内が乾燥していないと、機能しません。
【参考】ボルタの帯電列
(プラス) 毛皮ー水晶ーガラスー木綿ー絹ー木材ープラスチックー発泡スチロールーポリエチレンー金属 (マイナス)
帯電列が前の物質(一番前は毛皮)ほどプラスに帯電しやすく、後の物質ほどマイナスに帯電しやすくなります。
例えばプラスチックと発泡スチロールを組み合わせると、プラスチックがプラスに帯電します。
考察ポイント
- 種類の物質がこすれあって電気を帯びるとき、それぞれの物体はそんな電気を帯びているかを考えましょう。
→一方はプラス、もう一方はマイナスの電気を帯びます
- 電気を帯びた物体同士には、どのような力がはたらくか調べましょう。
同じ種類同士の電気…しりぞけ合う
違う種類同士の電気…引き合う
自由研究で困ったら…
自由研究が終わったらレポートにまとめていきます。
まとめ方は自由研究のまとめ方の記事を読めばバッチリです。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が自由研究の役立つことを祈っています。
最高の自由研究を通して、充実した夏休みにしてください!