私たちが着ている服の中には染色されているものがあります。
染料を使っている例は、ジーンズなどが有名で有名でしょう。
染料ってどのようにつくられているのか?
布をどのように染めるのかについて体験することで理解が深まります。
この記事では布を染める方法を紹介しているので、参考にしてください。
以下は僕の自己紹介です。
目次
布を染める方法
ねらい
草木の根や皮、葉、花などの染色液をつくり、布の染まり方を調べること。
スクロールできます
分野 | 化学 |
難易度 | ★★ |
必要な時間 | 50分 |
準備物
布を染める方法の準備物は、次の通りです。
材料
- 草木の根や皮など
※染める布と同じ質量
- 布(Tシャツなども可)
器具
- 鍋(大きいビーカー)
- ざる
- 割りばし
- ゴム手袋
薬品
- 3%のミョウバン液
※染めるものが充分にひたる量
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手順
布を染める方法は、次の8つのステップです。
STEP
染めものと同量から2倍量の材料(草木の根や皮)をきざむ
STEP
きざんだ材料を色がよく出るまで15〜30分煮る
STEP
材料をざる(ガーゼ)でこす
STEP
こした液で染めるものを15〜30分煮る
STEP
割りばしで染めるものを取り出し、水洗いする
STEP
染めたものを3%のミョウバン液(媒染液)につける
STEP
水洗いする
STEP
染めた布を乾かす
アドバイス
- 鍋はステンレス製を使いましょう。鉄製の鍋は使ってはいけません。
→鉄製の鍋からは鉄イオンが溶け出し、その働きで色が変化する可能性があるから
- 作業中はゴム手袋を使いましょう。
- 一般に植物繊維(綿)より、動物繊維(絹・羊毛)への染色性が良く、合成繊維ではナイロンへの染着性が良いです。
- 麺を染める時には、あらかじめ2倍に薄めた牛乳に1時間ほどつけ、よく搾って乾かして使うと染まりやすくなります。
考察ポイント
- いろいろな植物を用意して、色の変化を表にまとめるのがおすすめです。
→植物の元の色、染色液の色、染まった後の布の色を比較するのがポイント
- 媒染液につける理由を考えましょう。
→ミョウバン液につけることで、色をしっかりと固着させることができます。
- 染まった後の布の色は植物の元の色から変化することはあるのかを考察しましょう。
→植物の持つ色素、媒染液の種類、布の種類によって変化することに注目すること。
自由研究で困ったら…
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まとめ方は自由研究のまとめ方の記事を読めばバッチリです。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が自由研究の役立つことを祈っています。
最高の自由研究を通して、充実した夏休みにしてください!