植物を使って記念になるものをつくろうと考えると「葉脈標本」が真っ先に浮かびます。
葉脈は維管束と呼ばれる管で、植物によって異なっているので面白いです。
つくった葉脈標本は栞としても使えるので、思い出作りにも最適です。
この記事では葉脈標本のつくり方を紹介しているので、参考にしてください。
以下は僕の自己紹介です。
目次
葉脈標本のつくり方
ねらい
葉脈が網目のように細かくつながっていることを理解すること。
スクロールできます
分野 | 生物 |
難易度 | ★★ |
必要な時間 | 40分 |
準備物
葉脈標本のつくり方の準備物は、次の通りです。
材料
- 植物の葉
※ヒイラギやキンモクセイなど固い葉が良い
- ラミネートシート
▼学校の実験で使われるラミネートシートはこちら
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薬品
- 10%〜20%の水酸化ナトリウム水溶液
- 2%~3%の希塩酸
- オキシドール
▼この水酸化ナトリウムは自由研究で使いやすい
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用具
- ピンセット
- ビーカー
- 加熱器具
- 歯ブラシ
- インク
- 画用紙
- ラミネーター
▼葉脈標本で使うビーカーはコレがベスト
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手順
葉脈標本のつくり方の手順は、次の6つのSTEPです。
STEP
葉を水酸化ナトリウム水溶液に入れて煮る
STEP
水洗いして葉肉を落とす
STEP
希塩酸につけて中和してから、よく水洗いする
STEP
オキシドールで漂白して、水洗いする
STEP
インクや染料で染色し、新聞紙などにはさんで乾燥させる
STEP
乾燥したらラミネートする
アドバイス
水酸化ナトリウムの取り扱いに注意しましょう。
※手についてしまったら酢で洗い、さらに水洗いしてください。
→万が一目に入った場合は、大量の水で洗って医師の診断を受けましょう。
- ステップ4の漂白が不十分だと、後で変色するので注意が必要です。
考察ポイント
- 葉脈の様子をよく観察しましょう。植物によって葉脈に違いがあるので、違いをまとめるのがポイントです。
→網状の葉脈・平行の葉脈に注目です。
- 葉脈の働きについてまとましょう。
自由研究で困ったら…
自由研究が終わったらレポートにまとめていきます。
まとめ方は自由研究のまとめ方の記事を読めばバッチリです。
自由研究で悩んだら、僕に直接質問することも可能です。
困ったことがあれば、公式LINEから連絡してくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が自由研究の役立つことを祈っています。
最高の自由研究を通して、充実した夏休みにしてください!